フーレップ【フーレップ】(飼料作物)
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登録番号 | 第15415号 |
登録年月日 | 2007年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | スムーズブロムグラス | |
登録品種の名称及びその読み | フーレップ よみ:フーレップ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 吉澤晃、下小路英男、古谷政道、佐藤公一、玉置宏之、足利和紀、藤井弘毅、鳥越昌隆、中住晴彦、川村公一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の導入及び育成品種・系統を育種母材とした選抜個体から合成された固定品種であり、育成地(北海道常呂郡訓子府町)における出穂期は中生、再生性がかなり良、褐斑病抵抗性が極強の採草向きの品種である。出穂期及び秋期の草型は中間である。茎の太さは中、稈長は長である。地下ほふく茎の密度は密である。葉身長はかなり長、葉幅は中、葉色は濃である。穂長は中である。種子の形状は中、粒重はやや軽である。植物体の広がりは中である。春の草勢は中、秋の草勢はやや良である。出穂期は中生、出穂茎率は中である。再生性はかなり良、永続性はやや良、越冬性は良、褐斑病抵抗性は極強である。乾物率は低である。「アイカップ」と比較して、穂長が長いこと、「サラトガ」と比較して、出穂期及び秋期の草型が直立すること、穂長が長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に北海道立北見農業試験場(常呂郡訓子府町)において、18品種・系統に由来する4、366個体の選抜基礎集団から49個体を選抜、5年に採種性栄養系評価試験により40栄養系を選抜、7年にこれを多交配して9母系3、498個体の母系選抜集団を養成し、11年に5母系16栄養系を選抜して合成された固定品種であり、以後、特性の調査を継続し、17年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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