フリークラス宣言から引退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 18:40 UTC 版)
「土佐浩司」の記事における「フリークラス宣言から引退」の解説
50代後半を迎えて以降、順位戦での成績低迷が顕著になり、第68期(2009年度)・第69期(2010年度)と連続で降級点を喫し(いずれも3勝7敗)21年間維持したB級2組から降級。以降も負け越しが続き、C級1組に在位した第70期(2011年度)・第72期(2013年度)でも降級点を喫し(第70期2勝8敗・第71期及び第72期3勝7敗)C級1組からも降級。第73期(2014年度)以降はC級2組に在籍していたが、のちに二冠となる永瀬拓矢(第73期3回戦)・阿部光瑠(第74期10回戦)をはじめとする複数の20代棋士や棋戦優勝経験者に勝つ「若手キラー」ぶりも見せた(順位戦以外の棋戦においても、上述三枚堂をはじめ複数の若手から白星を挙げた。)。C級2組に降級した直後の第73期は4勝6敗で降級点を喫さなかったものの、第74期は3勝7敗で降級点を喫し、第75期(2016年度)では出場40期目にして初めて全敗となり、C級2組における降級点が2個累積した。同期を最後にフリークラス宣言をし、順位戦への出場権を放棄した。以降、満65歳を迎える2019年度までの3年間のみ順位戦以外の棋戦に出場を続け、2020年5月14日の門倉啓太戦(第33期竜王戦6組昇級者決定戦1回戦)をもって現役引退。感想戦後のインタビューでは、将棋教室など今後は指導と普及活動をやりたいと述べた 。また、引退後も携帯ライブ中継アプリの検討コメントなどで度々登場している。
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