フラットスポット
もともとは、クルマが長時間駐車しているときに、タイヤの路面に接地している部分が接地した状態のまま変形し、走行開始時にゴトゴトと振動を起こす現象をいう。レースにおいてはコーナー手前などでのハードブレーキングでタイヤがロックし、一箇所が接地した状態でスリップすると、その部分が路面との摩探で削られて平らになり、振動を起こす原因となる。レースにおいてフラットスポットができると振動が激しくなり、速いタイムで走行することが困難になる。
フラットスポット
長時間駐車したときタイヤの接地部が平らに変形すること。この状態で走行すると振動や騒音が発生する。高速走行などでタイヤが温まったあとすぐ停車し、低外気温で長時間放置すると発生しやすい。カーカスのコード材質により発生に差があり、ナイロンコードなど、熱による可塑性が弱い材質は不利である。一般にある程度走行し、タイヤの温度を上げれば改善するが、改善の早さはタイヤによって差がある。夜間の低外気温で発生しやすく、翌朝発見されるところからモーニングスポットなどともいわれる。
フラット・スポット
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