フラットスポット
もともとは、クルマが長時間駐車しているときに、タイヤの路面に接地している部分が接地した状態のまま変形し、走行開始時にゴトゴトと振動を起こす現象をいう。レースにおいてはコーナー手前などでのハードブレーキングでタイヤがロックし、一箇所が接地した状態でスリップすると、その部分が路面との摩探で削られて平らになり、振動を起こす原因となる。レースにおいてフラットスポットができると振動が激しくなり、速いタイムで走行することが困難になる。
フラットスポット
長時間駐車したときタイヤの接地部が平らに変形すること。この状態で走行すると振動や騒音が発生する。高速走行などでタイヤが温まったあとすぐ停車し、低外気温で長時間放置すると発生しやすい。カーカスのコード材質により発生に差があり、ナイロンコードなど、熱による可塑性が弱い材質は不利である。一般にある程度走行し、タイヤの温度を上げれば改善するが、改善の早さはタイヤによって差がある。夜間の低外気温で発生しやすく、翌朝発見されるところからモーニングスポットなどともいわれる。
フラット・スポット
【英】: flat spot
油・ガス層の境界面や、油・水層の境界面は水平面を形成する。これは周囲の地質構造と無関係に起こるから、水平な境界面からの反射波が記録断面上で非常に目立つ場合がある。これはフラット・スポットと呼ばれ、炭化水素層の存在を示す有力な指標の一つと考えられている。ただし、フラット・スポットは、ある一定の地質条件さえ満たせば炭化水素とは無関係に起こりうるから、他の物理的、地質的条件を十分総合して判断すべきである。(→ブライト・スポット) |

- flat spotのページへのリンク