フィールドで読み取り可能な足環
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 10:09 UTC 版)
「鳥類標識調査」の記事における「フィールドで読み取り可能な足環」の解説
フィールドで読み取り可能な足環(カラーリングとも。通常プラスチックで作られ、明るい色をしている)がある。文字や数字などの目立つ模様を持つことがある。鳥たちが再捕獲されることなく、また彼らのふるまいへの妨げが最小限で済むようにフィールドで働く生物学者によって使われる。数字を示すのに充分な大きさの足環は、通常より大きな鳥に制限される。しかし必要に応じて識別コードを示す足環(またはフラッグ)の少しの拡張で僅かにより小さな種で足環を使用可能にする。小さな種(例えば殆どのスズメ目)のために、異なる色の小さな足環またはフラッグを用いて個体を特定することが出来る。これらリング・フラッグの大半の色・記号は一時的なもの(分解され、脆くなり自然に外れるか鳥によって外される)と考えられる。そして個体は通常半永久的な金属のリングも付けている。 近年、撮影倍率の大きなデジタルカメラの普及により、比較的近くで撮影できる公園などでの写真から足環の番号を確認することができることもある。 緑地にJ75と読める足環を持つアオノドヒメウ 4つの異なる色(ライトグリーン/青、白/黄色)の足環を持つコシアカフウキンチョウ 白い足環を付けたムナジロマイコドリ(コスタリカにて) 緑のカラーリングと金属の足環を付けたセグロカモメ カラーリングを付けたユリカモメ カラーリングを付けたヒドリガモ .mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{text-align:left;background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;text-align:center}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{text-align:center}} 公園で、デジタルカメラで撮影したもの。順に見ていくと足環の番号を確認できる。KANKYOCHO TOKYO JAPAN 10A38275と読み取れる。
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