ビーコン精神病院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:06 UTC 版)
レスリー・ウィザース(Leslie Withers) 声 - 河西健吾 ビーコン精神病院に入院していた患者。少年のように見えるが25歳。情緒不安定でコミュニケーション能力が低いため意思疎通が難しい。両親の死を目の前で目撃しており、それがトラウマとなって現在のような精神異常をきたしている。また、他人の意識を無意識に感じ取りシンクロさせるという能力を持ち、これで低いコミュニケーション能力を補っている。その能力から危機察知能力も高く、セバスチャンの危機を救うこともある。 上記の能力と両親を失っているというトラウマを持っていることでルヴィクから適合者として付け狙われてしまう。巻き込まれた世界で幾度となくルヴィクの支配を受けており、追加シナリオのザ・アサインメントではルヴィクに意識を乗っ取られてしまったような描写がある。 マルセロ・ヒメネス(Marcelo Jimenez) 声 - 土師孝也 精神病院の医局長を勤める男性。50歳。レスリーのことを第一に考え、そのためならば自らの身も厭わない。だが、実際は彼をルヴィクの世界からの脱出の手段としてしか見なしていない。 ルヴィクの研究を奪い、現在の状況を作り出した元凶でもある。彼自身はメビウスと繋がった人物であり、自身の組織内での地位のみを考えていた。孤独に研究を行っていた少年ルヴィクの才能に目を付け、その理解者となり、それから何年か後、火災に遭ったルヴィクに素材=人間を提供していたが、ルヴィクの両親から病院への寄付が止まると、その提供を拒むようになる。ルヴィクの研究結果を自身の名前で発表するなどの行動が増え、ついには強引な方法でルヴィクの研究自体を奪い、ルヴィク自身もメビウスに連れ出してしまう。 追加シナリオではルヴィクの異常な研究を危険視する、脳だけにされたルヴィクを見て「卑劣」と言い憤慨するなどのまともな様子が見られるが、最終的には自身の保身や利益、研究者としての好奇心に負けメビウスの研究を続行する選択をしてしまった。良くも悪くも人間らしい人物である。 エンディングでの現実世界ではSTEMに繋がれたまま死亡していた。
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