ヒーローショーにおけるシリーズ展開
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「スーパー戦隊シリーズの他媒体展開」の記事における「ヒーローショーにおけるシリーズ展開」の解説
後楽園ゆうえんち(現・東京ドームシティアトラクションズ)における大規模なヒーローショーは、戦隊シリーズ最大の生イベントとして挙げられ、「素顔の戦士(変身前の役者)」が舞台にてアクションを演じる唯一の場でもある。元々は特定のヒーローにこだわらず、『仮面ライダー』、『正義を愛する者 月光仮面』などその時々に応じたヒーローショーを公演していた。そして、1975年の『仮面ライダーストロンガー』ショーの終盤公演に『秘密戦隊ゴレンジャー』が客演したのを皮切りに、1976年から単独作品として正式にスタートした。 1978年はシリーズが中断していたため、後楽園ゆうえんちオリジナルの『レッドタイガー』(後に特撮番組化)をメインに公演した。 1979年の『バトルフィーバーJ』ショーが開始された頃に、後楽園ゆうえんちがシリーズのTVスポンサーになり、番組内でヒーローショーのCMが放送されるようになった。以後、徳間書店の児童向け雑誌テレビランドが特集記事を載せたり、1985年の『電撃戦隊チェンジマン』ショーから人気声優の神谷明がCMのナレーション(2010年まで担当。2011年以降は、ナレーションが異なる)を担当するようになった。後楽園ゆうえんちのCMは関東以外の地区では放映しておらず、その代わりに北海道、静岡、東海、関西地区では後楽園ホテルのCMを放映している。関西、即ち朝日放送では、2000年ごろまでは大阪後楽園ホテル(2001年にハートンホテルに譲渡され閉鎖)のCMだったが、同ホテル閉鎖に伴い東京ドームホテルのCMに移行した。往年の大阪後楽園ホテルでも年3回程スーパー戦隊が登場するディナーショーが行われた。 1979年から1995年まで行われていた冬の公演『スーパーヒーロー大集合』では、戦隊ヒーローのほかに、同じ東映の『仮面ライダーシリーズ』『メタルヒーローシリーズ』の競演も果たした。また、1988年10月1日〜2日に「スーパー戦隊大集合」が行われた。その後、TVスペシャル『10大戦隊集合 頼むぞ!ターボレンジャー』(高速戦隊ターボレンジャー 第1話)や『レッド大会』(歴代レッドが登場するショー)などのお祭り的なイベントが行われている。
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