ヒカン

デジタル大辞泉

ひ‐かん〔‐クワン〕【卑官】

読み方：ひかん

階級の低い官。また、官吏が自分をへりくだっていう語。

ひ‐かん〔‐クワン〕【悲観】

読み方：ひかん

［名］(スル)

１ 物事が思うようにならないため失望すること。「前途を—する」⇔楽観。

２ 世の中や人生を悪と苦に満ちていると考えること。「—論」⇔楽観。

ひかん【比干】

読み方：ひかん

中国、殷(いん)王朝の人。紂(ちゅう)の叔父。淫乱な紂王を諫(いさ)めたため、紂王に胸を裂かれて殺された。箕子(きし)・微子とともに殷の三仁と称される。

ひ‐かん〔‐クワン〕【秘巻】

読み方：ひかん

秘密の文書。大切に隠し持っている書物。

ひ‐かん【^×脾^×疳】

読み方：ひかん

漢方で、小児の慢性胃腸病。からだがやせて腹がふくれてくる。

ひ‐かん〔‐クワン〕【被官／被管】

読み方：ひかん

１ 律令制で、上級官庁に直属する下級官庁のこと。また、その官吏。

２ 中世、官吏の私的な使用人、武家の家臣・奉行人および寺社の奉公人など。被官衆。

３ 「被官百姓」の略。

４ 近世、町家の下男・下女のこと。

「夜の物を売りては冬の夜すがら凍え果て、子供を人の—になし」〈仮・浮世物語・二〉

ひ‐かん【避寒】

読み方：ひかん

［名］(スル)冬の寒さを避けるために、一時暖かい土地へ移ること。《季 冬》「あをうみの暁はやき—かな／草城」

歴史民俗用語辞典

被官

読み方：ヒカン（ｈｉｋａｎ）

（１）令制では上級官庁に直属する下級官庁。
（２）中世の御家人に仕えた武士、守護大名の家臣となった土豪・地侍など。
（３）近世の隷属性のつよい水呑百姓。

別名 被管

被管

読み方：ヒカン（ｈｉｋａｎ）

（１）令制では上級官庁に直属する下級官庁。
（２）中世では御家人に仕えた武士、守護大名の家臣となった土豪・地侍など。
（３）近世では、きわめて隷属性のつよい水のみ百姓。

別名 被官

季語・季題辞典

避寒

読み方：ヒカン（ｈｉｋａｎ）

寒さを避け気候の暖かい地方におもむくこと

季節 冬

分類 人事

Weblio日本語例文用例辞書

「ヒカン」の例文・使い方・用例・文例

• モヒカン族が話したアルゴンキン語族の言語
• モヒカンカットという髪型