パワースレイブ
パワー・スレイブ(PS)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:25 UTC 版)
「フルメタル・パニック!アナザー」の記事における「パワー・スレイブ(PS)」の解説
本作より登場した、ASの技術を民間転用して開発された重機。2000年代に入り急速に普及し始めている。 操縦方法はセミマスタースレイブが採用されており、一般的なASとほぼ変わらない。 PS550-4V ダイダラ 2000年に小松製作所が開発・販売し、ベストセラーとなった機体。パワーショベルの代名詞として「ユンボ」という名前が使われているのと同じように、ダイダラという名前がPS全体の代名詞として使われている。 いくつかのバリエーションが存在し、その中の4V型は簡易的な車両に可変する機構を持ち、現場まで自走して行くことができる。ただし、機体構造が複雑化したことで故障しやすい機構でもあるため、市ノ瀬建設では可変させずにトラックで現場まで運搬していく方針を取っている。 作業内容に応じてアタッチメント式のアームを交換することが出来る。コクピットはASのものよりはるかに簡易的かつ開放的で、作業の合間にマスター・アームから腕を抜いて休憩することも可能。なお、バイラテラル角の調整は不要な模様。 エイプ E50 アメリカのCAT製PS。全米各地の山岳救助隊や、米軍の工兵部隊などでも採用されている。パワーは「ダイダラ」以上だが、燃費や故障率の点で劣る。後方視認性にやや難があるため、現場の判断でミラーが後付けされている機体も多い。既に生産終了しており、改良型のE52が流通している。 タイニー・サベージ PSにハリボテを取り付け、Rk-92サベージそっくりな外見にしたもの。富裕層向けの「スポーツ用PS」の1つであり、これ以外にも様々なカスタムPSが販売されている。
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