パリ警視庁・司法当局関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 19:17 UTC 版)
「アバンチュリエ」の記事における「パリ警視庁・司法当局関係者」の解説
ジュスタン・ガニマール 声 - 小室正幸/大林隆介 パリ警視庁の老主任警部。ルパンの奸智に対抗できる数少ない人間の一人。ルパンと聞けば世界中どこでも飛び回る。実直な性格だが、それゆえに名探偵に不可欠な「ひらめき」に欠け、ルパンに翻弄されることも多い。地道な調査と根気良さで多くの実績を上げてきた名警部だが、ルパンには何度も出し抜かれた結果、上層部からは「何を見ても「ルパンの仕業」と騒ぐ少しおかしい奴」とみなされることもあり、彼の活躍を疎む者からは煙たがられることも多い。 「権力の庇護からは阻害されているが自由で、若く聡明だが傲慢な」ルパンとは対照的に、「老いて愚鈍で実直で、権力の庇護そのものだが自由はない」キャラクター。 「公妃の宝冠」編原作では出版社の事情によりゲルシャール警部という名前だったが、本作では本来のガニマールという名で登場している。 デュドゥイ パリ警視庁国家警察部部長。ガニマールの上司。 デュージー、フォランファン、ブルサン パリ警視庁の警部。ガニマールの部下。 ジュール・ブヴィエ 逮捕されたルパン担当の予審判事。予審判事は司法権と捜査権を合わせ持つフランス独自の司法職で、本シリーズでは警察の活動に口出しし、時に足を引っ張る役柄。後に「赤い絹のショール」事件も担当する。 フォルムリー 宝冠事件担当の予審判事。本人は自信たっぷりだが、「結果に恵まれていない」。迷推理で捜査を混乱させる。黒真珠事件の担当もするが思い込みで2,3の証拠だけでビクトール・ダネーグルを犯人と決め付ける。
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