バス‐トロンボーンとは? わかりやすく解説

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バス‐トロンボーン【bass trombone】

読み方:ばすとろんぼーん

普通のものより低い音域まで出せトロンボーン


バス・トロンボーン[bass trombone / B.Trom、 BTb]

通常テナー・トロンボーンと同じ音域だが、迂回管用のロータリー・バルブ操作する完全4度下または完全5度下がる。これによってテナー・トロンボーンでのペダル低域と演奏音域中間部分演奏可能になる。ただし、低音をはっきり発音させるために管を太くしてあるので高域は出しにくい。スライド操作妨げならない位置迂回管がセットされロータリー・バルブ開閉左手親指だけで行える。迂回管が完全4度下のみのタイプもある。

バストロンボーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/06 19:10 UTC 版)

バストロンボーン: bass trombone)は、トロンボーンの一種。テナートロンボーンとは同属の楽器であるが、明確に違う楽器として扱われる。コントラバストロンボーンはバストロンボーン奏者が持ち替えて演奏する。日本では、bassをバスと発音することが多いが、英語圏ではベースと発音するのが一般的である。




「バストロンボーン」の続きの解説一覧

バストロンボーン(bass trombone、ベース・トロンボーンとも)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:39 UTC 版)

トロンボーン」の記事における「バストロンボーン(bass trombone、ベース・トロンボーンとも)」の解説

テナートロンボーンより太いボア大きなベル持ち1つまたは2つ迂回管とバルブ備える。ボアは14.28 mm(0.562インチ)、ベル241 mm(9.5インチ)が標準である。1本目迂回管はテナートロンボーン同様にF管である。2本目Ges管が標準的だが、稀にG管を持つものもある。迂回管を2本とも使うと管長はD管(第2バルブがG管の場合Es管)になる。2つ迂回管を持つ場合2つめのバルブ主管側に(主管に対して直列に)配置されたものをインライン、F管側に(主管に対して並列に)配置されたものをオフセットと呼ぶ。バスと名が付くが、音域テナートロンボーン同一である。テナートロンボーンより低音域での操作性優れる他、太く暖かな音色を持つ。マウスピーステナートロンボーン異なりより大きいリムと深いカップ持った物を使用し奏法も全く異なる。オーケストラ吹奏楽では3番トロンボーン指定のある曲はバストロンボーンが演奏する。これらの編成では音楽的役割テナートロンボーンとは異なりトロンボーンセクション一員としてだけではなくベースセクション一員としての役割期待される詳細はバストロンボーンの項を参照

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バス・トロンボーン (Bass Trombone)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:17 UTC 版)

英国式ブラスバンド」の記事における「バス・トロンボーン (Bass Trombone)」の解説

通常1名。トロンボーンセクション3番目として、またベース・セクショントップとして活躍する重要なパート。太い独特の音色からソロ担当することもよくある。昔教会金管バンドのサクバット(G管)と現在のトロンボーン(Bb,F,Gb管)が混在している故に英国式ブラスバンド唯一ヘ音譜表実音記譜する楽器となった

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「バストロンボーン」の例文・使い方・用例・文例

  • バストロンボーンという楽器
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