バイクによる蝟集・騒音問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/04 17:06 UTC 版)
「青海南ふ頭公園」の記事における「バイクによる蝟集・騒音問題」の解説
海側にある噴水、公衆トイレの周辺及びその前の道路は、長年にわたり多数のバイクが集まる溜り場となっており、日没から夜明けまでバイクの騒音がひどく近隣が多大な迷惑を被っていた。インターネットの掲示板やツイッターなどのSNSでは、この近隣には人がおらず多数のバイクで集会行為を行ったり暴走行為をしても問題がない場所だと伝える者が多くおり、その影響により近隣を走り回る若者が多数いた。また、それらの行為を見物にくる若者も多数いた。そのため警視庁が2016年12月24日検問を実施し、これらの者を排除した。2017年1月14日、関東運輸局、警視庁が、不正改造車取締を実施した。2019年現在も警察が引き続き取締を強化している。 なお、それらのバイクは2017年夏頃から若洲公園の駐車場に集まるようになり、同様に騒音による迷惑を及ぼすようになった。その結果、2018年4月1日から、若洲公園駐車場は夜間、二輪の乗り入れが禁止になった。若洲公園駐車場が夜間二輪乗り入れ禁止になる前日の夜には、「バイクが集まることによる被害が甚大なために、バイクが乗り入れ禁止になる」という事実にもかかわらず、多数のバイクがお祭り騒ぎで集まってきた。なお、こうした問題が増大し、最後には閉鎖された例として、西日本では大阪市第七岸壁(通称ナナガン、2017年12月8日以降、一般立ち入り禁止)、東日本では横浜赤レンガ倉庫街(2019年9月6日以降、金、土、日曜日の夜間の二輪車立ち入り禁止)がある。また同様の懸念がされている場所として、汐留イタリア街や江ノ島、道の駅いちかわなどがある。 なお、「こうした場所に集まること自体が迷惑行為に他ならない」と再三にわたり指摘されているが(道の駅いちかわによる警告等)、ツイッター等のSNSでは「一部のマナーの悪い者のせいだ」と主張する声が多く、「そもそも、そんなところに行くな。勝手にたまり場を作るな」と指摘する良識的なバイク愛好家はSNS上では少数派であって、溜まり場に集まる多くの者は「自分が迷惑行為に参加している」という自覚がない。このことは上記の若洲公園の閉鎖前夜のお祭り騒ぎからも指摘されており、またその自覚の無さから、今後も各地で同様の問題を引き起こすであろうと指摘されている。
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