不正改造
クルマに対して保安基準などの関連法令に抵触するか、またはそのおそれのある改造を行うことをいう。クルマを改造する場合は、別途、改造自動車の取り扱いが規定されており、地方運輸局へ届け出る必要がある。改造内容は保安基準に適合していることが前提であるが、市場においてそれを無視した改造が行われているため、交通安全や公害防止をはかる目的で、国は車検時や路上における検査の実施および不正改造を防止する啓蒙運動などを展開している。不正改造の例としては、マフラーの切断や取り外し、タイヤやホイールのフェンダーからのはみ出し、前席窓ガラスへの着色フィルムの貼り付け、灯火類の灯光色の変更、後部突入防止装置の取り外しなどがみられる。
参照 改造要領不正改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 14:58 UTC 版)
貨物自動車においては、自動車会社とは別の架装メーカーで、横開きのドアを上開きに改造するなど、使い易いように車両のカスタマイズを行うことがしばしば行われる。本来、この種の改造は法令の範囲内で行うべきものであるが、一部架装メーカーにおいて過積載に適したように車体を不正に改造していたことが発覚している。
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