不正改竄プログラムをマルウェアと認定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:33 UTC 版)
「B-CAS」の記事における「不正改竄プログラムをマルウェアと認定」の解説
2012年5月18日、トレンドマイクロ社の情報によると、B-CASカードを不正改竄するコンピュータプログラムを、マルウェア「HKTL_RESREM」と認定し、これを「プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入し」「プログラムは、特定のスマートカードの内容を上書きする機能を備えており、特定の有料テレビ放送へ無制限なアクセスを可能にします。」としている。これが、B-CAS社の技術的対策の一環であるかは不明であるが、トレンドマイクロ社のセキュリティソフトを導入している場合、不正改竄は不可能となる。他社のセキュリティソフトウェアで、同様の対応がとられているかは不明であるが、Microsoft Windows製品のWindows Defender、Security Essenstialでは、これらの措置は2014年3月現在行われていない。報道によると「不正改ざんプログラムを提供した者を立件」と説明するメディアもあるが、実際には「不正改竄データの配布」で、不正改竄プログラムそのものを開発、公開した者の特定・立件は、2014年現在も実現していない。
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