ニューサウスウェールズ大学とNICTAとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ニューサウスウェールズ大学とNICTAの意味・解説 

ニューサウスウェールズ大学とNICTA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 10:04 UTC 版)

L4マイクロカーネルファミリー」の記事における「ニューサウスウェールズ大学とNICTA」の解説

開発ニューサウスウェールズ大学UNSW)でも続けられいくつかの64ビットプラットフォームでL4実装が行われた。この結果がL4/MIPSとL4/Alphaである。リートケのオリジナル遡ってL4/x86と呼ばれるUNSWカーネルアセンブリ言語とCで書かれている)はリートケのオリジナル同様ゼロから書き起こされたもので移植性考慮されていなかった。高い移植性を持つL4Ka::PistachioリリースによりUNSWグループ自分たちのカーネル放棄してL4Ka::Pistachioを高度に最適化する事を選んだ。その成果にはその時点での最高速メッセージパッシング報告Itaniumアーキテクチャ36サイクル)もあった。また、ユーザーレベルデバイスドライバがカーネル内ドライバ同等に動作することを実証した。さらにx86ARMMIPSの各プロセッサで動くL4上の移植性の高いLinuxであるWombat英語版)を開発したXScaleプロセッサにおいてWombatは本来のLinux比較してコンテクストスイッチのコスト1/30となることを実証したUNSWグループは後に拠点をNICTA(英語版)(オーストラリア公的情報通信分野研究機関)に移しL4Ka::Pistachioから分岐した新しL4、NICTA::L4-embeddedを開発した。これは名前が示すように商用組み込みシステム向けで、メモリ使用量を少なくすることを優先して実装され、複雑さ抑えることを目指した。プリエンプションポイントなしでも高いリアルタイム応答性維持するため、ほとんど全てのシステムコールは十分短時間終了するようにAPI変更された。

※この「ニューサウスウェールズ大学とNICTA」の解説は、「L4マイクロカーネルファミリー」の解説の一部です。
「ニューサウスウェールズ大学とNICTA」を含む「L4マイクロカーネルファミリー」の記事については、「L4マイクロカーネルファミリー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ニューサウスウェールズ大学とNICTA」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ニューサウスウェールズ大学とNICTA」の関連用語

ニューサウスウェールズ大学とNICTAのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ニューサウスウェールズ大学とNICTAのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのL4マイクロカーネルファミリー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS