ニューサウスウェールズ州およびオーストラリア首都特別地域
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「2009年のオーストラリアの砂嵐」の記事における「ニューサウスウェールズ州およびオーストラリア首都特別地域」の解説
最初に影響を受けた都市は、ブロークンヒルで、2009年9月22日午後3時30分頃に‘暗闇’になった。少なくとも一つの鉱山が閉鎖された。カウラでもまた報告されている。砂嵐はキャンベラを経由し、9月22日の午後までにはキャンベラ周辺地域を覆っていたが、その後の夜通しの大雨(キャンベラではその前の1ヶ月でもっとも降水量があった)により洗い流されている。 州内では、火災報知機が砂塵により鳴り、救急サービスの要求が増えたことが記録されている。また気管支喘息患者が病院に運ばれた。クリケットのボール大の雹をともなう雨が発生したこともまた記録されている。 砂嵐は9月23日の朝にニューサウスウェールズ州北部の海岸地帯に達した。コフスハーバーは午前7時までに砂塵に覆われた。コフスハーバー空港は午前9時までに視界が500m以下になり、午前10時30分まで空港が閉鎖された。グラフトンおよびクラレンス・バレー(英語版)は午前8時30分までに砂塵の影響を受けている。 この砂塵により、バリナ空港ではフライトの遅延が起き、またリズモア空港では視界が700mを切ったため、フライトがキャンセルされた。地域の学校のラグビーユニオンの催しもまた中止された。
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