ニチレイストロトルド ポルックス【ニチレイストロトルド ポルックス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10343号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | オドントグロッサム | |
登録品種の名称及びその読み | ニチレイストロトルド ポルックス よみ:ニチレイストロトルド ポルックス | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 6月 21日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社ニチレイ | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区築地6丁目19番20号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 逆井肇 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Odm.Stroperry」に「Odm.Crutordo」を交配した実生苗から選抜して育成されたものであり、花はセパル及びペタルは淡紫ピンクの地色に暗赤色の内斑、点斑及び赤味紫色のぼかしが入り、リップは淡紫ピンクの地色に暗赤色の点斑及び赤味紫色のぼかしが入る中型種である。株の大きさは中、草姿は斜上である。ぎ球茎の正面の形は卵形、平面の形は長楕円形、溝の有無は無、高さは81~100mm、長径は31~40mmである。葉の正面の形は広線形、横断面の形はⅢ型、向きは斜上、長さ及び幅は中、表面の色は暗緑、上位葉数は2枚、下位葉数は4枚である。花序の型は総状、再開花性は無、長さはやや短、幅は狭、花数は少、花茎の抽出方向は斜上、強さは中、花型は部分反転平咲き、距の有無は無、花の横径及び縦径はやや大である。ドーサル・セパル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、ねじれは無、長さはやや短、幅はやや狭、ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鈍形、ねじれは無、長さはやや短、幅はやや狭、ペタル正面の形は広卵形、先端の形は突形、ねじれは無、周縁の波打ちは有、長さはやや短、幅は中である。リップ中央裂片の正面の形は長方形、側裂片の明確度は不明確、先端の形は銀杏形、長さはやや短、幅はやや狭である。花色はセパル及びペタルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート8902)の地色に暗赤(同0410)の内斑+点斑及び赤味紫(同8912)のぼかしが入る、リップは淡紫ピンク(同8902)の地色に暗赤(同0410)の点斑及び赤味紫(同8912)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は不定期である。「マリーノエル ベラノ」と比較して、セパル及びペタルに暗赤の内斑と点斑及び赤味紫のぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者が「Odm.Stroperry」に「Odm.Crutordo」を交配した実生苗を導入し、6年に出願者の温室(栃木県宇都宮市)において、開花株の中から選抜、以後、増殖を行いながらその特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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