ナーター駅とは? わかりやすく解説

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ナーター駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/02 01:44 UTC 版)

ナーター駅
นาทา
Na Tha
ノーンソーンホーン (6.84 km)
(3.26 km) ノーンカーイ
所在地 タイ王国
ノーンカーイ県
ムアンノーンカーイ郡
駅番号 2207
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 三等駅
所属路線 東北本線・北線
キロ程 617.84 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 ยน.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1955年9月13日
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ナーター駅(ナーターえき、タイ語:สถานีรถไฟนาทา )は、タイ王国東北部ノーンカーイ県ムアンノーンカーイ郡にある、タイ国有鉄道東北線・北線である。

概要

ノーンカーイ県の県庁所在地であり人口約14万8千人が暮らすムアンノーンカーイ郡に位置し、駅の正面側は北東向きである。

クルンテープ駅バンコク)より617.84km地点に位置し、急行列車利用で12時間程度である。三等駅であり1日に8本(4往復)の列車が発着しその内訳は急行2往復、快速1往復、普通1往復である。バンコク方面の次駅はウドーンターニー駅であるが、かつてはその間に複数の駅が存在した。

歴史

タイ最初の官営鉄道であるクルンテープ駅 - アユタヤ駅間が1897年3月26日に開業した[1]。その後の1900年12月21日に当初計画のナコンラチャシーマ駅(当時の名称はコラート駅)まで完成すると、北本線、南本線の工事が始まりしばらく東北線北線の動きはなかった。55年後の1955年9月13日に当駅延伸開業した[2]。開業時の駅名はノーンカーイ駅であり、当初は終着駅(始発駅)であった。3年後の1958年7月31日に旧ノーンカーイ駅(後にタラットノーンカーイ駅に駅名変更、その後廃止)まで延伸開業された事により、ナーター駅に駅名を変更、途中駅となった。

  • 1955年9月13日:ウドーンターニー駅 - 当駅間開通に伴いノーンカーイ駅として開業。
  • 1958年7月31日:旧ノーンカーイ駅まで延伸され、途中駅となる。同時にナーター駅へ改称。

駅構造

単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

ラオス中国鉄道ヴィエンチャン南駅から延伸された際には、コンテナ等の貨物の積み替え設備を設置する計画がある[3]

駅周辺

脚注

  1. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.25
  2. ^ 『タイ国鉄4000キロの旅』 p.399
  3. ^ ラオス中国鉄道、メコン物流の将来は アジア経済・鉄道の研究者に聞く - NNA ASIA 2022/06/08

参考文献

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目




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