ウボンラーチャターニー駅とは? わかりやすく解説

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ウボンラーチャターニー駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/20 14:41 UTC 版)

ウボンラーチャターニー駅
ウボンラーチャターニー駅
อุบลราชธานี
Ubon Ratchathani
ブンワーイ (8.90 km)
所在地 タイ王国
ウボンラーチャターニー県
ワーリンチャムラープ郡
駅番号 2290
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
所属路線 東北本線・南線
キロ程 575.10 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 อน.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1930年4月1日
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ウボンラーチャターニー駅(ウボンラーチャターニーえき、タイ語:สถานีรถไฟอุบลราชธานี)は、タイ王国東北部ウボンラーチャターニー県ワーリンチャムラープ郡にある、タイ国有鉄道東北線・南線である。

概要

ウボンラーチャターニー駅は、タイ最東端の駅にあたり、タイ王国東北部のラオスカンボジアとの国境を接しているウボンラーチャターニー県にある。駅名こそウボンラーチャターニー駅を名乗っているが、県庁所在地のムアンウボンラーチャターニー郡にはなく、当郡とムーン川を隔てて南側のワーリンチャムラープ郡に位置する。タイ国有鉄道終着駅では屈指の1日に22本(11往復)の列車が発着する。この為、東北本線は正式には北線(バーン・パーチー分岐駅 - ノーン・カーイ駅間)が本線であるが、南線(タリンチャン分岐駅 - 当駅)の方が本線であると誤認される場合がある。

歴史

タイ最初の官営鉄道であるクルンテープ駅-アユタヤ駅間が1897年3月26日に開業した[1]。その後当駅に向かい少しずつ路線を延長し、33年後の1930年4月1日にようやく当駅が開業した[2]

駅前

駅前に展示されている
蒸気機関車180号機

脚注

  1. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25
  2. ^ 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)p.229
  3. ^ 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)p.16

参考文献

  • 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)
  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 杉本聖一 『魅惑のタイ鉄道』 (玉川新聞社、2000年)ISBN 4-924882-29-1
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目




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