ナイトとその配偶者の敬称とは? わかりやすく解説

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ナイトとその配偶者の敬称

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 06:06 UTC 版)

ナイト」の記事における「ナイトとその配偶者の敬称」の解説

イギリス臣民ナイト叙任され男性Sirサー)、その夫人Ladyレディ)の敬称をつけて呼ばれるまた、女性ナイト相当する叙勲受けた者は Dameデイム)の敬称をつけて呼ばれる。ただし、「サー」や「デイム」はサーネーム(姓、苗字ではなく、名であるファーストネーム、またはフルネーム前につける敬称である。例えば、エドモンド・ヒラリーは「サー・エドモンド」または「サー・エドモンド・ヒラリー」とするのが正しく、「サー・ヒラリー」とするのは誤り。姓のみ呼ぶ場合は「ミスター・ヒラリー」。 男性ナイト夫人レディのあとにサーネームだけをつけられる。たとえばアン・スミスレディ・スミスとなる。女性ナイトの夫には敬称はつかない。 ナイト称号英国国民以外では、イギリス連邦加盟国や旧イギリス領だった国の国民与えられることが多く先述エドモンド・ヒラリーニュージーランド人である。 (イギリス国王君主である国々以外の外国人で名誉ナイト号受けた者が「サー」の敬称用いことはない。「サー」の敬称をつけて呼ばれるのは騎士叙任儀式受けた者だけであり、彼らはこの儀式受けないためである。また、イギリス人であっても聖職者同様に騎士叙任儀式受けないため、「サー」の敬称をつけて呼ばれることはない。 なお、日本語では Sir称号冠する人物を表す際、姓に「卿」をつけて表記したものがしばしば見られる(「ヒラリー卿」、「コンラン卿」など)。しかし、姓に Sir訳語としての「卿」をつけるのは本来の用法とは異なる。それに加え、「卿」はイギリスにおいて侯・伯・子・男の各爵位保持者などに付される称号である Lord訳語として定着しているので、 Sir に対して「卿」を用いるのは適切ではない。

※この「ナイトとその配偶者の敬称」の解説は、「ナイト」の解説の一部です。
「ナイトとその配偶者の敬称」を含む「ナイト」の記事については、「ナイト」の概要を参照ください。

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