トンネル抵抗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/10/12 21:43 UTC 版)
トンネル内を走行している時は、トンネル外（明かり区間と呼ぶ）を走行している時に比べて風圧の影響などにより走行抵抗のうちの空気抵抗が増大する。この増加分をトンネル抵抗と呼ぶ。トンネルの断面積や車両の形状・速度などの値によって影響される。 新幹線において、270 km/h走行している時に複線断面のトンネルに突入すると、30 - 50 N/t程度の抵抗増大がある。これは3 - 5 パーミル程度の上り勾配と同じ程度である。一方、在来線列車が160 km/h走行で単線断面のトンネルに突入すると、80 - 120 N/t程度の抵抗増大があり、これは8 - 12 パーミル程度の上り勾配に相当する。 実際の計算に当たっては、走行抵抗の式そのものをトンネル区間用に別に設定することが多い。新幹線100系電車のトンネル内での走行抵抗計算式は、rr = g(1.273 + 0.001v + 0.0002569v2)と与えられている。
※この「トンネル抵抗」の解説は、「列車抵抗」の解説の一部です。
「トンネル抵抗」を含む「列車抵抗」の記事については、「列車抵抗」の概要を参照ください。
ウィキペディア小見出し辞書の「トンネル抵抗」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」からトンネル抵抗を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からトンネル抵抗を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からトンネル抵抗を検索
Weblioに収録されているすべての辞書からトンネル抵抗を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からトンネル抵抗を検索 - トンネル抵抗のページへのリンク
