トリプルメディア・フレームワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 06:47 UTC 版)
「オウンドメディア」の記事における「トリプルメディア・フレームワーク」の解説
一般にオウンドメディア、アーンドメディアの活用は、ペイドメディアに比べてもっとも費用対効果の高いマーケティング方法であると考えられている。従来のデジタルメディアは、マスメディアに対立するものとしてとらえられることが多かった。トリプルメディア・フレームワークではその点を見直し、マス広告をペイドメディアの1つとして考え、3つのメディアの有機的な連携を、マーケティングコミュニケーションの基本としている。 欧米では「トリプルメディア広告」という言い方は用いられず、その相当語として「POEM広告」という言い方が一般的である。 オウンドメディア、ペイドメディア、アーンドメディアの例タイプ定義例オウンドOwned 会社またはその代理店が管理するチャンネル 会社/ブランドのウェブサイト 会社/ブランドブログ オンラインソーシャルネットワークの企業所有のページ/アカウント(Twitterアカウント、Facebookブランドページなど) アーンドEarned 会社やその代理店によって直接生成されたのではなく、顧客やジャーナリストなどの他のエンティティによって直接生成される、会社やブランドに関連するメディア Digital media outlets(プロのブログなど) オンラインWOM(ウェブサイト招待状など) オンラインコミュニティやソーシャルネットワークへの投稿 オンライン評価およびレビュー(例:レストランの場合は日本なら食べログ、商品の場合はAmazon.comなど) ペイドPaid 企業が費用を払って広告掲載する従来型のメディア ディスプレイ/バナー広告 検索広告(Google AdWordsなど) ソーシャルネットワーク広告(Facebook広告など) 電子ダイレクトメール(例えば、電子メール広告)
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