トヨタ・137Eとは? わかりやすく解説

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トヨタ・137E

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/15 03:58 UTC 版)

トヨタ・K型エンジン > トヨタ・137E

トヨタ・137Eは、トヨタ自動車がレース用に作成したガソリンエンジン3Kをベースにヤマハ発動機が開発したDOHC16バルブシリンダーヘッドを搭載したスペシャルエンジン。プランジャーポンプインジェクションやスライド式4連独立スロットルバルブを装備していた。

概要

1974年昭和49年)からマイナーツーリングカーレースで優勝する目的で作製し、1,300 ccクラスの車両に搭載していた。搭載していた車両はトヨタ・スターレット (KP47) 。レストアされ、動態保存されている車両がある。もともと3Kは1,200 ccだが、137Eは4ミリボアを広げ、1,300 ccへと排気量を増加させていた。このエンジンは、当時レギュレーションで年間50機製作し届け出れば認められた、エボリューション品である[1]

スペック

  • 形式:137E (3K-R)
  • 排気量:1.3L (1,296cc)
  • カムシャフトの位置及びバルブ数:DOHC 16バルブ
  • ボア×ストローク:79.0×66.0 mm
  • オイル循環方式:ドライサンプ  
  • 燃料供給方式:プランジャーポンプ式インジェクション(日本電装製)
  • スロットバルブ:4連独立スライド方式
  • 最高許容回転数:10,000 - 10,500 rpm(常用域:8,500 - 9,500 rpm)
  • 最高出力:180馬力

脚注

  1. ^ Best MOTORing社発行のDVD「TSマシン列伝」参照



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