トヨタ・RI4Aとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > トヨタ・RI4Aの意味・解説 

トヨタ・RI4A

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 16:35 UTC 版)

トヨタ・RI4Aは、トヨタ自動車2014年に投入したスーパーフォーミュラのエンジンである。

概要

2013年まで使用された3.4LV8NAエンジンに対し、ダウンサイジングコンセプトを取り入れた2L直4直噴ターボエンジンで、それまでと同様にSUPER GT GT500と共用することを念頭にトヨタ自動車、日産自動車本田技研工業の三社が合同で企画し、NRE(Nippon Race Engine)と命名された。

トヨタ自動車の東富士研究所で開発されたRI4Aは、部品点数を抑え、量産車にもフィードバックが可能な内容となっており[1]、2016年よりトヨタテクノクラフトに移管され、同年のシーズン途中よりトヨタテクノクラフトが開発したエンジンが実戦投入されている[2]。なおスーパーフォーミュラでの使用は2018年で終了し、2019年からはTRDが新たに開発した「Biz-01F」が投入されている。

同エンジンの一部仕様をSUPER GT用に変更しトヨタテクノクラフトにより開発されたRI4AGが、2014年 - 2016年にかけてに参戦していたレクサス・RC F、2017年 - 2019年にかけて参戦したレクサス・LC500、そして2020年より参戦しているスープラに搭載されている。

2024年より、改良型のRI4BGがSUPER GTマシンへ搭載される。

名称の由来

  • R = Racing
  • I = Inline(直列
  • 4 = 気筒
  • A = エンジンシリーズの順番(Aを最初にアルファベット順)
  • G = SUPER GT用エンジン[3]

スペック

RI4A
  • エンジン形式:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
  • 総排気量:2,000cc
  • 内径×行程:-×- mm
  • 最高回転数:-
  • 最高出力:550PS(405kW)以上
  • 最大トルク:-
  • 圧縮比: -
  • マネージメントシステム:ペクテル製 MQ12Di
  • 過給機:ターボチャージャー(ギャレット製)
  • 重量:85kg
RI4AG(2014年 - 2023年)
  • エンジン形式:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
  • 総排気量:2,000cc
  • 内径×行程:-×- mm
  • 最高回転数:-
  • 最高出力:550PS(405kW)以上
  • 最大トルク:-
  • 圧縮比: -
  • マネージメントシステム:コスワース(ベクテル)製(2014年 - 2019年)→ボッシュ製(2020年 - )[4]
  • 過給機:-
  • 重量:-
RI4BG(2024年 - )
  • エンジン形式:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
  • 総排気量:2,000cc
  • 内径×行程:-×- mm
  • 最高回転数:-
  • 最高出力:550PS(405kW)以上
  • 最大トルク:-
  • 圧縮比: -
  • マネージメントシステム:ボッシュ
  • 過給機:-
  • 重量:-

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トヨタ・RI4A」の関連用語

トヨタ・RI4Aのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トヨタ・RI4Aのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトヨタ・RI4A (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS