トヨタ・V35A-FTSとは? わかりやすく解説

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トヨタ・V35A-FTS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/15 06:26 UTC 版)

トヨタ・V35A-FTS
生産拠点 トヨタ自動車
製造期間 2017年 - 現在
タイプ V型6気筒DOHC24バルブ
排気量 3,444cc
内径x行程 85.5×100.0mm
圧縮比 10.5
最高出力 422PS(310kW)/6,000r.p.m.
最大トルク 600N·m(61.2kgf·m)/1,600 - 4,800r.p.m.
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トヨタ・V35A-FTSは、トヨタ自動車エンジンにしてダイナミックフォースエンジンシリーズのひとつとして開発された。ハイフン以降の「F」は実用DOHC、「T」はターボチャージャー、「S」D-4(筒内直接燃料噴射装置)を意味している

初搭載は、2017年7月発売のレクサス・LS

概要

V型6気筒3,500cc縦置きツインターボガソリンエンジンで、LSのために開発された。

本機は同じV型6気筒のGRエンジンとは設計は異なり、TNGA設計で一から基本設計を見直している。高速燃焼技術と高効率ターボチャージャーの採用により、出力と燃費も高い性能を実現している。エンジン本体側の徹底した高効率化に加え、サーモスタットの電動化による冷却系の多機能制御、ツインターボのウェイストゲートの電動化によるポンピングロスの低減など、周辺機器の緻密なコントロールも重ね合わせることで41%の熱効率を実現している。

2025年より、日産・VK56に代わりオレカがチューニングした本エンジンが、LMP3ワンメイクエンジンとして採用される。

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