Alternaria solani(トマト輪紋病菌)
Alternaria
solani (Ellis & Martin) Sorauer
分類:不完全菌門,不完全糸状菌綱
日本全国に分布。ジャガイモ夏疫病菌,トマト輪紋病菌,ナス褐斑病菌などとして知られる。分生胞子を飛散して蔓延する。有性世代は知られていない。
![]() |
形態: 有性世代:不明 無性世代:淡褐色~オリーブ褐色の分生子柄上に,淡褐色~明褐色,倒棍棒形~長楕円形,先端部には分生子本体以上の長さの嘴をもち,表面平滑,大きさ150-300×15-19μ,縦数個横9-11隔壁の分生胞子を単生する。嘴は淡色,湾曲,時に分岐し,幅2.5-5μで先端に向かって漸尖する。 |
|
分生胞子 |
標本番号 | 菌種 | 宿主和名 | 宿主学名 | 症状 | 採集地 | 採集年月日 | 採集者 |
104-1-79 | Alternaria solani | ジャガイモ | Solanum tuberosum | 夏疫病 | 福岡原島 | 1930.6.14 | 河村栄吉 |
114-1-72 | 〃 | トマト | Lycopersicon esculentum | 輪紋病 | 東京石神井 | 1932.7.30 | |
244-1-102 | 〃 | ジャガイモ | Solanum tuberosum | 夏疫病 | 福島県原町 | 1938.6 | 河村栄吉 |
244-1-46 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
トマト輪紋病菌と同じ種類の言葉
- トマト輪紋病菌のページへのリンク