トキオ、9
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「.hackシリーズの登場人物」の記事における「トキオ、9」の解説
声:三瓶由布子 登場作品:.hack//Link 黄昏の騎士団、.hack//Link、.hack//bullet、ドットハック Sora:セカイの向こうに、.hack//Versus プレイヤー 九竜 トキオ(くりゅう トキオ)。2006年生まれの少年。無類のゲーム好きだが2020年時点では受験を控えているため親にゲームを禁止されてしまっていた。さらに楽しみにしていた『The World R:X』のユーザーアカウントが、抽選によって与えられることを知り意気消沈。 そんな時に夢に出てきた「姫」そっくりな天城彩花と出会い、渡された黒いゲームディスクによって公開前の『The World R:X』に生身のまま取り込まれてしまう。これはトキオが、リアルと電脳空間の両方に存在できる特異体質「重複存在(ダブルウェア)」の持ち主であったため彩花によって選ばれた。 過去にプレイしたオンラインゲーム『アカシックライン』に出てくる「姫」という存在に勇者と呼ばれる夢をよく見るため「勇者」を志している。ゲーム世界で出会ったカイトに真の勇者像を見出し、カイトを心から尊敬している。 2023年ごろに「AIKA」と夢で再会したことがきっかけで曽我部隆二(フリューゲル)に連絡を取っている。イモータルダスクから3年たっているが、天城彩花との関係は相変わらず続いている。また、このとき格闘ゲームのセンスを買われてゲーム雑誌で攻略ライターのバイトをしている。 The World R:X リアルデジタライズによって生身のまま『The World R:X』内に取り込まれてしまう。間もなくカイトとフリューゲルの戦闘に遭遇し、「ブリラー・レッスル」を受けたカイトから、黄昏の騎士団の仲間を集めて『The World』を救うことを託される。 ゲーム『Link』では、当初は現状を楽観視していたものの、カイトや志乃を助けられなかったこと、ハセヲとの軋轢を生んでしまったことからふさぎ込むようになる。その折に、AIKAの助けによって「勇者」という存在の意味を再確認した。ゲーム本編終了後は、リアルデジタライズの後遺症もなくリアルに復帰し、フリューゲル謹製のトキオ本人そっくりのPCを渡され、彼の仕事の事後処理を任されるとともに『The World R:X』を続けることとなる。 漫画版『Link』では、はじめは生身のままゲームに取り込まれたことに四苦八苦していたが、「ゲームである」と認識するようになってからは、得意なゲーム「徹拳7」の必殺技を転用するなど持ち前のゲームセンスを発揮している。他者の能力を「コピー」する特殊能力を備えているほか、適正レベルを遥かに超えた武器「天秤の剣(ソードオブバランス)」を使いこなすなど、シリーズ主人公の例に漏れずイリーガルな力が宿っている。 THE WORLD FORCE:ERA 黒いパーカーを着た謎の男として活動。漫画版『Link』のように拳による技を使用する。 2024年には曽我部隆二などと協力し、カイト(有城そら)を監視したり助けたりする姿が確認できる。 VERSUS:The World 謎の男9(ナイン)。『R:X』時代と同様にリアルデジタライズした本人として登場しているため、成長しているのがうかがえる。 FORCE:ERAと同じように格闘メインで戦う。イクシードは「重複時間」。一定時間周囲の時間の流れを止める事ができる。アルティメットスキルは「覇奥義・神竜拳」。
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