トゥモローランド行きスカイウェイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:04 UTC 版)
「東京ディズニーランドのアトラクションの一覧」の記事における「トゥモローランド行きスカイウェイ」の解説
スカイウェイオープン日1983年4月15日 (東京ディズニーランドと同時にオープン) クローズ日1998年11月3日 スポンサー日本通運 所要時間約4分 定員4人/1両 利用制限なし ファストパス対象外 シングルライダー対象外 スカイウェイ (Skyway) は、循環式ロープウェイのアトラクション。建物はアルプスの山小屋風であった。 ファンタジーランドとトゥモローランドを結び、移動手段としても利用できた。当時のスポンサーは日本通運株式会社で、各ゴンドラのドアの右脇にペリカン便のロゴが貼付してあった。ゴンドラの定員は大人4名で、赤・青・緑・黄色・橙色の5色がランダムに行き来した。高度は約22メートル。 当時の運輸省令であった索道規則(1986年に鉄道事業法に統合)に基づいて運行され、ファンタジーランド駅側にケーブルを循環させるモーターが、トゥモローランド駅側にケーブルの張りを調節するおもりとゴンドラの格納庫があった。駅に停車中、ゴンドラはロープに固定されておらず、乗車時はゆっくり動くようになっていた。従って車椅子での利用はできなかった。 途中隣接するトゥーンタウンの建設中には、窓に曇りガラス加工がされていた。これは建設現場が見えないようにするという配慮からである。この間、扉側半分にフィルムを貼るゴンドラと、その反対側半分に貼るゴンドラの2種類が存在した。現場を見せないため、例えばトゥモローランド駅側から乗車の際には、扉側半分にフィルムを貼ったゴンドラにゲストを乗せ、次に来た反対側半分に貼ったゴンドラは回送にし、交互に運行していた。このため、ゲストは通常の倍の待ち時間を覚悟しなければならなかった。 索道事業廃止手続の関係上、運営終了日は事前に告知され、1998年11月3日の閉園時間を以って終了した。 ファンタジーランド駅の駅舎は運営終了後、プーさんのハニーハント建設のため、索道の設備撤去後に解体されたが、トゥモローランド駅の建物は地上部分が増築され、「トゥモローランド・ホール」(キャッスルショーの抽選会や、東京ディズニーランド年間パスポート所持者スタンプラリーの会場として使用)に改称し、運営されている。ただし、2階のホーム部分は索道の設備撤去後、完全に窓の無い壁で覆われてしまったため、駅としての面影はなくなっている。
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