データ定義とその交換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 19:20 UTC 版)
データ交換言語としての利用を可能とするため、REBOLには以下のような最小限の構文がある。 文の概念はない。構文の基本単位は式である。 キーワードは存在しない。 空白と [, ], (, ), ", {, } を区切り記号として用いる。 数々のデータ型が備わっていて、その多くは字句形式(後述)で定義されている。 データ言語としてのREBOLは強く型付けされた値を持つ。30以上のデータ型が元から備わっている。多くの他の言語と同様、整数、10進数、文字列といった基本的な値がある。REBOLではさらに字句形式で識別されるデータ型があり、例えば、電子メールアドレス型 (name@host.dom)、URL型 (http://www.rebol.com)、マークアップタグ型 (, )、価格型 ($100.00, USD$25.25)、日付型 (30-Nov-2005, 1-Dec-2005/10:30-7:00)、時刻型 (12:00:00)、座標対型 (5x5)、タプル型 (255.255.255, 192.168.100.1)、単語列型 (how are you?) などがある。これらのデータ型はプログラマ以外にもわかりやすい字句形式を使っていて、それによってデータ交換言語として使えるようになっている。REBOLにおいて値をグループ化するのに使われる主なデータ構造を「ブロック」と呼び、これはLISPの「リスト」にある意味で似ている。
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