ディーゼル機関車と電気機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 06:25 UTC 版)
「バルカン・ファウンドリー」の記事における「ディーゼル機関車と電気機関車」の解説
バルカン・ファウンドリーは、ディーゼル機関車と電気機関車の経験も有した。1928年、クロコダイルと称された電気機関車をインド向けに31両製造した。1931年にはLMS向けに入換用ディーゼル機関車の試作車両(en:LMS diesel shunter 1831)を製造した。 1938年にはニュージーランド鉄道省からRM形(英語版)気動車を受注した。1940年に納入したが、1両は輸送中に攻撃され、海中に没した。1948年にはマレー鉄道に10両の電気式ディーゼル機関車を納めた。 バルカン・ファウンドリーは、国内外に多数の機関車を供給した。イギリス国鉄にはネイピア・デルティックを搭載した55形ディーゼル機関車や、ガスタービンエンジンを搭載した試作車両、GT3(英語版)を製造した。 1962年、事業はイングリッシュ・エレクトリックに吸収された。パックスマン(英語版)のブランド名でディーゼルエンジンの製造が続けられていたが、1970年には機関車の製造から撤退した。エンジン製造は、船舶用や定置用に絞られたが、BREL(英語版)の求めに応じて供給し、en:Doncaster Worksやen:Crewe Worksの工場で組み立てられた。
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