ディーゼル機関車による使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/05 13:06 UTC 版)
「ウォーター・スクープ」の記事における「ディーゼル機関車による使用」の解説
イギリス国鉄は、1950年代からディーゼル機関車の導入を開始したが、1968年まで蒸気機関車と併用されていた。この頃の客車の暖房は蒸気暖房を使用しており、機関車のボイラーから蒸気を供給して暖めるものであった。初期のディーゼル機関車はそのためのボイラーを搭載していた。長距離のノンストップ走行を想定していたディーゼル機関車は、ウォーター・スクープを装備しており、蒸気発生装置で使用する水をウォーター・トラフから補給できるようになっていた。蒸気機関車がなくなり、電気暖房を装備した車両が導入されるようになると、ウォーター・スクープの必要はなくなり、こうした車両からも撤去された。
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