テルスターの成功とは? わかりやすく解説

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テルスターの成功

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 23:45 UTC 版)

トルネイドース」の記事における「テルスターの成功」の解説

1962年トルネイドースミーク転機訪れる。同年テルスター衛星打ち上げられ、それを記念してミークの手により「テルスター」が作られる。ある夜自宅にいたミークは、突然神様から授かったかのようにメロディー思いつき、それを忘れないために手元にあった灰皿メロディー書き殴りそのまま自宅スタジオテープレコーダーで自らのハミングメロディー記録したという。当時、インストゥルメンタル・バンドには珍しい、オルガン大部分のソロ・パートを担当するだけではなく極めて機械的スペーシーな音を出すクラビオリンという楽器使われている。それに加えミークの、時代超えたミキシングにより、とても1960年代初頭作られたとは思えない極めて宇宙的楽曲を、ミークトルネイドースは創り上げてしまったのである。後に、スペース・ロック呼ばれるジャンルをこの曲で作ったのである。 この曲はこの年8月17日にまずイギリス発売され、ちょうどスプートニク1号打ち上げから5周年となる10月4日イギリス国内チャート1位を記録、しかし快進撃これだけ留まらず大西洋越えたアメリカビルボードHOT100でも12月22日から3週連続1位を記録したイギリス歌手バンドアメリカのチャート・トップを独占したという快挙成し遂げた瞬間でもある。ザ・ビートルズアメリカチャートに入る前の事である。結局この曲は日本含め全世界500万枚以上を売り上げる大ヒットとなったミークはこの「テルスター以前にも、ジョン・レイトンの「霧の中のジョニー」をミキシングプロデュースしイギリスチャートの1位を記録したので、「テルスター」は2度目大成功とも言える。後にザ・ベンチャーズや、事実上ライバル視していたシャドウズ等、多数グループカバーされることとなった

※この「テルスターの成功」の解説は、「トルネイドース」の解説の一部です。
「テルスターの成功」を含む「トルネイドース」の記事については、「トルネイドース」の概要を参照ください。

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