ツレスの町村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/06 23:53 UTC 版)
島内には多くの町があり、島中央部を走る一本の道で全ての町村がつながっている。この道路の一方の端は、本土(プーラ近郊)からの船着場で、もう一方は、かつては一つの島だったが今は水路で隔てられたロシニ島のマリ・ロシニ(Mali Lošinj)への橋である。そのため、もしプーラ側からツレス島へやってくるとすれば、最初に到着するのはポロジナ(Porozina)の町である。 ポロジナ (イタリア語名:Faresina) - フェリー・ターミナルと、数軒の商店のある小さな町 ベリ (Beli、イタリア語名:Caisole) - 長く非常に狭い道路の終着点にある小さな町。シロエリハゲワシが生息している。 ツレス (イタリア語名:Cherso) - 次節参照 オルレツ(Orlec、イタリア語名:Aquilonia) - 小さな町。ここにもシロエリハゲワシが生息する。 ヴァルン(Valun、イタリア語名:Vallon) - ルベニツェへ向かう途上にある小さな町で、車の乗り入れが禁止されている ルベニツェ(Lubenice、イタリア語名:Lubenizze) - 古い山村で、海と近隣の島々の素晴らしい眺めが楽しめる。温暖な時機だけレストランとバーが開店している。観光の最盛期には毎週音楽コンサートが開催される。 ベレイ(Belej、イタリア語名Bellei) スティヴァン(Stivan、イタリア語名:San Giovanni) - 通りの片側に小さな町の住民16人が暮らす。古い町並みと教会、ひっそりとしたプライヴェート・ビーチがある。 ミホラシチツァ(Miholaščica、イタリア語:San Michele) - 町と同名の教会を持つ。 マルティンシチツァ(Martinščica、イタリア語名San Martino) - 美しい砂浜と数軒のカフェのある、大規模ヴァケーション複合施設スラティナがある。 オソル(Osor、イタリア語:Ossero) - 2つの島の境となる町。かつてローマ人がツレスとロシニの間に水路を掘った。主要港と商業中心地としての役割は、狭い海峡を大型船が通過できず浅い港に停泊できないため失われている。 ペルナト(Pernat) - ペルナト岬にある最西の村。 ポドル(Podol) - ルベニツェとヴァルンの間にある村。 プンタ・クリザ(Punta Kriza、イタリア語名Punta Croce) - ツレス島最南端。 ヴィドヴィツィ(Vidovici) - マルティンシツィツァから丘を登ってすぐの村。イストリア半島、多島海を構成するゼツァ、ロシュニ、ウニエの島々の素晴らしい眺めが楽しめる。
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