チェンバレンの負傷; 部隊の鼓舞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/31 03:36 UTC 版)
「ルイス農園の戦い」の記事における「チェンバレンの負傷; 部隊の鼓舞」の解説
戦いが小休止になった後で、チェンバレンの師団長チャールズ・グリフィン准将(名誉少将)が前に出てきて、チェンバレンに南軍の陣地を奪わねばならないと伝えた。チェンバレンは道路の両側に兵士を配置し、乗馬して、クエーカー道路を南軍の強固な地点に向けての突撃を率いた。そこは多くの南軍兵に遮蔽物となっていた大きなおがくずの柱があった。チェンバレンが兵士達の先頭に立ったので、明確な標的になった。チェンバレンは腕を負傷し、乗っていた馬は首を負傷した。チェンバレンは馬の上に突っ伏し、当初は意識を失くしていたが、直ぐに意識を取り戻し、その状態をチェックしにきたグリフィン将軍の問いかけに答えた。続いてチェンバレンは、南軍の攻撃を受けて後退していたペンシルベニア部隊を鼓舞した。傷ついた馬が先に進めなくなると、チェンバレンは徒立ちでその前線の先頭に立った。間もなく南軍兵数名が現れて、チェンバレンの降伏を要求した。チェンバレンは帽子を失くし、色が褪せてほとんど灰色になった上着を着ていた。そのまま南軍士官の振りをして、南軍兵を北軍兵の方に連れて行き、即座に捕虜にした。
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