チェンバレンVSセルティックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/14 06:09 UTC 版)
「1964-1965シーズンのNBA」の記事における「チェンバレンVSセルティックス」の解説
セルティックスが支配したこの時代、ウィルト・チェンバレンの赴く先がすなわちセルティックスの最大のライバルチームとなった。そしてこのシーズンもまた、チェンバレンはセルティックスの前に涙を呑むのである。 チェンバレンを獲得したフィラデルフィア・76ersは、デビジョン準決勝でオスカー・ロバートソン、ジェリー・ルーカス擁するシンシナティ・ロイヤルズと対決。レギュラーシーズンの成績はロイヤルズの方が上だったが、ロイヤルズにはチェンバレンに対抗でいるセンターがおらず、76ersは4勝1敗でアップセットを果たし、デビジョン決勝でセルティックスに挑んだ。シリーズはこのプレーオフ唯一の第7戦に突入したが、チェンバレンと76ersは王者の牙城を崩すことが出来なかった。 ファイナルはロサンゼルス・レイカーズと4度目の対決となったが、エルジン・ベイラーが負傷でシリーズを全休したため、ファイナルは早い段階で決着がついた。苦境の中、ロサンゼルスで行われた第3戦を勝利したレイカーズのファンは、コートのレッド・アワーバックHCに葉巻を投げることで貴重な勝利を祝ったが、焼け石に水でシリーズは4勝1敗でセルティックスがものにした。七連覇を達成したセルティックスの支配は、ますます揺ぎ無いものとなった。 表 話 編 歴 ボストン・セルティックス 1964-65NBA優勝5 ジョン・トンプソン | 6 ビル・ラッセル | 11 メル・カウンツ | 12 ウィリー・ナオルス | 15 トム・ヘインソーン | 16 サッチ・サンダース | 17 ジョン・ハブリチェック | 20 ラリー・ジークフリード | 21 ロン・ボーナム | 24 サム・ジョーンズ | 25 K・C・ジョーンズ | 34 Nordman | コーチ:レッド・アワーバック
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