4度目の対決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 02:36 UTC 版)
ロシア皇太子ハンデキャップの勝利から2日後、チャンピオンステークスでまたもやベンドアとの対戦になった。ロバートザデヴィルのロシター騎手はスタートから先頭を走るように指示されていた。ロバートザデヴィルはそれに応え、10馬身もの差をつけてライバルのベンドアを破った。2頭の接戦を予想していた大観衆は、この結果に「仰天」したが、優勝タイムも「驚異的」な早さだった。 このシーズンにロバートザデヴィルが稼いだ賞金は18000ポンドあまりになり、過去に例を見ないほどの額になった。この世代で、1880年に5つも大レースを勝ったのはロバートザデヴィルが唯一で、「イギリス最良の3歳馬」「これまでで最高の3歳馬」と言われるようになった。 このあと、二人の馬主はロバートザデヴィルを売りに出した。12000ポンドの値がつき、あるオーストラリア人は13000ポンドを提示したが、馬主が考えていた最低売却価格は15000ポンドで、取引は成立しなかった。
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