ダム建設に伴う補償
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 17:02 UTC 版)
宮田用水組合と電力会社の対立はダム完成後も続いたが、1942年(昭和17年)5月、内務省名古屋土木出張所の仲介によりダム操作規定について両者が了解点に達し、加えて電力会社側(後述の通りこの時点では愛岐水力ではなく日本発送電)が宮田用水組合に10万円を寄付してこの問題は解決した。この問題以外にも、砂鉱業権や下流船運などの問題があったが、買収または補償などの方法で処理されている。 ダム建設に伴う浸水区域内については電力会社側ですべて買収、人家や水車なども一切移転補償によって解決された。また小山寺(小山観音)がダム湖に孤立してしまうため、左岸の小山集落との間に橋を架けている。
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