ダム建設と電源開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 15:42 UTC 版)
大正時代に入ると木曽川水系は豊富な水量と急流が水力発電の好適地として注目された。 木曽川には福澤桃介率いる大同電力が日本初のダム式発電所である大井ダムを1924年(大正13年)に建設したことに始まり、落合ダム・兼山ダム・今渡ダムなどを木曽川・王滝川に建設した。 特に、大井ダムと三浦ダム(王滝川)建設工事は日本の土木史に輝く土木工事とされている。一方、飛騨川は松永安左エ門率いる東邦電力によって水力発電所が建設され、上麻生ダムや川辺ダムなどが建設された。だが、これらは後に国家の電力統制の流れには勝てず、日本発送電株式会社に統合されていく。
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