ターミナル間の移動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 08:46 UTC 版)
「シェレメーチエヴォ国際空港」の記事における「ターミナル間の移動」の解説
南北のターミナル間を移動するには、原則として路線バス、マルシュルートカ、タクシーのいずれかを利用となっていた。ルートは上記「市内とのアクセス」と同様である。所要時間は約15分であり、この際、国際線〜国内線の乗り継ぎはもちろんのこと、国際線どうしの乗り継ぎであってもいったんロシアに入国する必要があるので、ビザ(通常のビザまたはトランジットビザ)が必要となる等移動に手間がかかった。なお、アエロフロート同士での乗り継ぎに限り、トランジット専用のバスが用意されることがあった。しかし、待ち時間がかなり長くなる場合もあり、薄暗い待合室には売店などの設備はない。この場合、ビザは不要であった。 だが、2018年5月に北側のターミナルと南側のターミナルを結ぶ新交通システムの地下鉄が完成。両ターミナルの移動が容易となった。北側(ターミナルB、C)にはシェレメーチエヴォ1駅、南側(ターミナルD、E、F)はシェレメーチエヴォ2駅が設置された。この鉄道は2両がセクリュティチェックを行ってない客用、残り2両がセクリュティチェック済の客用とに分かれている。北側の駅のシェレメーチエヴォ1駅はターミナルBに、南側の駅のシェレメーチエヴォ2駅はターミナルDとEの間に設置されている。 距離は2010m、所要時間は4分で4分間隔で運行されている。
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