タム1850形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/17 18:53 UTC 版)
「国鉄タキ5900形貨車」の記事における「タム1850形」の解説
1956年(昭和31年)12月22日から1957年(昭和32年)4月24日にかけてタ2400形より3両(タ2401、タ2400、タ2402→タム1850 - タム1852)の専用種別変更(クレオソート→クロルスルホン酸)が三菱重工業にて行われ形式名は新形式であるタム1850形とされた。 1958年(昭和33年)4月14日にタ1000形より1両(タ1045→タム1853)の専用種別変更(ベンゾール→クロルスルホン酸)が行われ本形式に編入された。以上4両がタム1850形として運用された。 本形式の他にクロルスルホン酸を専用種別とする形式には、タキ5900形(9両、後述)の1形式のみである。 所有者は三菱化成工業の1社のみであり、その常備駅は鹿児島本線の黒崎駅である。 車体色は黒、寸法関係は全長は7,600mm、全幅は2,432mm、全高は3,340mm、軸距は3,800mm、実容積は8.8m3、自重は9.5t、換算両数は積車2.4、空車0.8である。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には1両(タム1853)の車籍がJR貨物に承継されたが、1989年(平成元年)10月に廃車となり同時に形式消滅となった。
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