ソフトウェアライブラリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 07:25 UTC 版)
「コードの再利用」の記事における「ソフトウェアライブラリ」の解説
コードの再利用の非常に一般的例として、ライブラリを使った技法がある。各種フォーマット間での情報の変換、外部記憶装置へのアクセス、外部プログラムとのインタフェース、情報(数、単語、名前、位置、日付など)の操作といった一般的な操作は、多くのプログラムで必要とされる。新しいプログラムを書くとき、ライブラリのコードを使ってそれらタスクを実行するようにでき、「車輪の再発明」のように同じ操作を実行するプログラムを自前で書く必要はない。ライブラリの実装は特殊なケースも含めてよく評価されているという利点がある。欠点は、性能向上や出力形式を変えるといった目的があっても実装の詳細を調節できない点と、ライブラリを取得し学習し設定するのにかかる時間とコストである。
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ソフトウェアライブラリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 04:02 UTC 版)
「ムーア・ペンローズ逆行列」の記事における「ソフトウェアライブラリ」の解説
SVD、QR、および後方代入の高品質な実装は、 LAPACKなどの標準ライブラリで利用できる。 SVDの独自実装の作成には、高度な数値計算の専門知識を必要とする。ただし、並列コンピューティングや組み込みコンピューティングなどの特殊な状況では、QRによる代替実装、または明示的な逆行列の使用が望ましい場合があり、独自実装は避けられない場合がある。 PythonパッケージNumPyでは、関数matrix.Iとlinalg.pinvを利用できる。pinvはSVDベースのアルゴリズムを使用する。 SciPyでは、最小二乗ソルバーを使用する関数scipy.linalg.pinvを利用できる。 RのMASSパッケージでは、 ginv関数でムーア・ペンローズ逆行列の計算が行える。 ginv関数は、ベースRパッケージのsvd関数による特異値分解を使用して擬似逆行列を計算する。他に、pracmaパッケージで利用可能なpinv関数を使用する方法もある。 Octaveプログラミング言語は、標準パッケージ関数pinvおよびpseudo_inverse()メソッドを介して擬似逆行列を計算できる。 Julia(プログラミング言語)では、標準ライブラリのLinearAlgebraパッケージが、特異値分解を介して実装されたムーア・ペンローズ逆行列の実装 pinv() を提供する。
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