ソネットII(1966年-1968年)
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「サーブ・ソネット」の記事における「ソネットII(1966年-1968年)」の解説
1960年代に入って、再びサーブ・96をベースに、特にアメリカ合衆国への輸出向けに2座席スポーツカーを開発する機運が高まり、マルメ・フリグインダストリ(英語版)がデザインしたプロトタイプ「MFI13」と、シクステン・セゾンが率いる自社チームによる「カタリナ」がコンペにかけられ、結局MFI13が生産化されることになった。今回の計画に当たっては安全性追求のためクローズドボディの採用が選択され、MFI13には繊維強化プラスチック製ボディとスチールフレームから成る車体構造の一部として、ロールバーも組み込まれていた。 社内呼称「サーブ・97」が与えられたこのMFI13は1966年暮れから1967年モデルとして生産開始された。エンジンは2サイクル3気筒850ccで、60馬力にチューンされ、0-100km/h加速12.5秒、最高速度150km/hと、同クラスのMG・ミジェットに匹敵する性能を発揮した。ソネットIIは1968年までに1968台が生産された。
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