ソナタ 第58番とは? わかりやすく解説

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ハイドン:ソナタ 第58番(ウィーン原典版番号) ハ長調

英語表記/番号出版情報
ハイドン:ソナタ 第58番(ウィーン原典版番号ハ長調Sonate für Klavier Nr.58 C-Dur Hob.XVI:48 op.89作曲年: -1789年  出版年1789年  初版出版地/出版社: Breitkopf & Härtel 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Andante con espressione 7分30秒
2 第2楽章 Mov.2 Rondo (Presto) 3分30秒

作品解説

2007年8月 執筆者: 齊藤 紀子

 1789年作曲された。全2楽章から成る
 第1楽章ハ長調はアンダンテ・コン・エスプレッシオーネの4分の3拍子。この楽章は、ソナタ形式ではなく変奏曲に近い形式書かれているが、時折副次的な楽句挿入される。その基盤となる主題は非常に簡素なのであるが、これが多様に装飾変奏され、この楽章落ち着いた気品もたらしている。主として移旋による長調短調対比の手法に基づいており、その点で、同じくハイドンヘ短調の《主題と変奏》に通じる。
 第2楽章プレストは4分の2拍子で、「ロンド」と明記されている通りロンド形式よる。第1楽章同じくハ長調書かれている第1楽章から一転し溌剌とした性格溢れ無窮動的な楽章となっている。そのロンド主題は、右手メロディーに伴う左手という手法であったのに対し最初副次的主題(第13小節~)は左右の手による会話思わせるものとなっている。また、左右ユニゾンによる副次的主題(第64小節~)もある。この楽章終結部分では、ロンド主題の頭の部分右手左手の順に提示することにより、この楽章閉じる。


ソナタ第58番


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