センター全体の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 03:38 UTC 版)
「大宮総合車両センター」の記事における「センター全体の概要」の解説
当センターは、大規模な車両の点検整備や建造のための自社工場を持っていなかった日本鉄道が、上野 - 青森間の全通を機に自社工場の必要性が高まったことから1894年(明治27年)に現在の場所に設立した工場を前身とする。開設から120年以上経った現在まで長い歴史を持つ車両工場で、鉄道の街・大宮の中心となる施設である。開設当初は、車両検査・修繕だけでなく、蒸気機関車や電気機関車などの製造も行った。現在は、電車の修繕が主力となり、以前と比べると工場規模は縮小されている。 長く「大宮工場」と呼ばれてきたが、2004年(平成16年)6月1日に現名称に変更した。 2006年(平成18年)3月18日より、東大宮操車場構内に下部組織として車両検査科管轄の東大宮センターを新設。小山車両センター・高崎車両センター配置車の一部を転属させて車両配置を始め、所属車両を同所に常駐させ車両基地としての役割も持つようにした。 また、本所の解体留置線跡地には2007年(平成19年)10月14日に鉄道博物館が開館した。 一般公開イベントの「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」が毎年5月の第4土曜日に開催され、以前はセンター内だけだったが、2014年よりさいたま市と共同主催となり、大宮駅構内および周辺も会場として加わった。
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