スヤ25(スヤ51 15)
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「特別職用車」の記事における「スヤ25(スヤ51 15)」の解説
スヤ25(スヤ51 15)は、1950年3月、四国鉄道管理局(現・JR四国)用の特別職用車として、多度津工機部で改造製作されたものである。 もとは、1941年2月に日本車輌製造東京支店で新製されたスハニ35811で、1941年の称号規程改正でスハニ32 62に改番されていたものである。戦後の1945年10月、連合軍専用客車として接収され、大宮工機部で特別車オロ41 1(初代。軍番号 1707、軍名称 FALL RIVER)となったが、1946年5月に寝台を設けてオイネ31 21(軍番号、軍名称不変)に改造されていた。 特別職用車としての仕様は、旧三等室側に展望会議室を設け、その次位に開放式の寝台、便所・洗面所で、旧荷物室は調理室とされ、荷物扉もそのまま残されていた。特別職用車の任を解かれた後は、1953年3月にスハニ32 62に復元され、1968年(昭和43年)10月に廃車となった。
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