スヤ32形(2代・二次形)
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「国鉄オハ35系客車」の記事における「スヤ32形(2代・二次形)」の解説
3特別職用車スヤ51 18を改造して札幌局用の保健車とされていたスヤ32 1が1977年(昭和52年)に廃車となったため、その置き換え用として国鉄旭川工場でオハフ33 2270を改造した保健車である。 改造施工時に旧車掌室窓と便・洗面所窓はHゴム支持の固定窓に変更され、一方の側窓のうち4か所と出入台1か所が埋められ、また貫通路を閉鎖して小窓が設けられているほかはおおむね種車の面影を残していて、アルミサッシの窓枠と青15号に黄帯を巻いた軽快なスタイルが特徴であった。 車内には一般の診療所と同等の機能を有する医療機器が設置され、また長時間構内に単独で停車して使用される機会が多いことから温気式暖房装置が追設されている。 1同様管内各区所への巡回検診などに使用され、1986年(昭和61年)に廃車となった。 他に1・2が存在したがスハ32系に属する。
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