スヤ24(スヤ51 14)
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「特別職用車」の記事における「スヤ24(スヤ51 14)」の解説
スヤ24(スヤ51 14)は、1950年3月、広島鉄道管理局(現・JR西日本広島支社)用の特別職用車として、幡生工機部で改造製作されたものである。 もとは、1940年2月に日本車輌製造で新製されたスロハ31593で、1941年の称号規程改正でスロハ32 44に改番されていたものである。戦後の1946年10月、連合軍専用客車として接収され、幡生工機部で酒保車(販売車)スミ36 1(軍番号 2707、軍名称 SUTTER'S CREEK)とされていた。 特別職用車としての仕様は、名古屋鉄道管理局のスヤ22とほぼ同一であるが、給仕用の寝台が設けられていない点が異なる。特別職用車の任を解かれた後は、スロハ32 44に復元される計画であったが、1952年8月に苗穂工場で北海道用のスロハ32 105とされた。1965年に格下げられてスハ50 203となり、翌1966年1月に廃車となった。
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