スペシャル『富士子のかれいな一日』編
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「純と愛」の記事における「スペシャル『富士子のかれいな一日』編」の解説
純の先輩で、教育係でもあった桐野富士子(演者:吉田羊)を主役とした物語。 待田純がカイザーオオサキプラザ大阪を去って2年半後、桐野は40歳の誕生日を翌日に控えた日の朝を迎える。起き抜けに、同窓会で再会した元彼氏である鶴田から、大事な話があるとの用件で連絡が入り、仕事後に待ち合わせをする。明るい予感に浮かれる気持ちを抑えながら出勤。将来ホテルの社長昇格を目指す宿泊部長として仕事をこなす一方、結婚や家庭を持つ幸せを得た同期・後輩・部下の様子を見て仕事一筋の気持ちに迷いが生じながらも、定時に仕事を終え待ち合わせに向かおうとする。 しかし、飛行機の運航トラブルにより、急遽、大勢の宿泊客をオオサキで受け入れることになり、状況は一転する。部下たちに的確に指示を出し、抱えきれない客の受け入れ先の手配、苛立つ客たちをなだめるなど、忙しく仕事を終えようとしたときには既に待ち合わせから1時間半を過ぎていた。それでも鶴田との待ち合わせに向かおうとするが、道に迷った客に出くわして案内をし、再び足止めを食らう。すべてを終えて鶴田と連絡を取ろうとするが、既に鶴田は仕事で海外の赴任先へ向かう飛行機に乗った後で間に合わず、大事な話は聞けずじまいで終わる。 深夜0時、バーのカウンターで一人佇む桐野に、純から誕生日を祝う電話がくる。仕事で忙しそうであるが、充実した様子の純と電話で話し終えた桐野は、カラオケで「マイウェイ」を熱唱するのだった。
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