スピード違反の揉み消し疑惑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:05 UTC 版)
「河井克行」の記事における「スピード違反の揉み消し疑惑」の解説
週刊文春によると、2019年の参院選をめぐるトラブル以前から、河井が秘書にスピード違反や、高速道路で極度に車間距離を詰める「あおり運転」を命じているといった情報が度々寄せられてきた。また、秘書や事務所スタッフへのパワハラなどもしばしばあったといわれており、かつての秘書は「克行氏のパワハラは特に車中でひどかった。私は運転手を兼ねた秘書をしていましたが、とにかく、車に乗ると些細なことで一日中怒られます。」と証言している。この秘書は運転中の秘書と河井のやり取りを録音していたが、雪が舞う真冬のある日、広島の県北へ向かう中国自動車道では以下のようなやり取りがおさめられている。 河井「もうちょっと速く行って。だいたい100キロくらいでいってよ。(中略)今、何キロ?」秘書「108キロです」 河井「100か110の間くらいで。それが一番いいよ」 秘書「規制は今日、50になってますけど」 河井「ふーん」 その後ももっと速度を出すように指示を出したり、「(前の車との距離を)詰めなさいって、だから車線を。怖くないから」、「ほんと頑固だね、君は。頭柔らかくしろ、頭柔らかく。自分のやり方ばっかりじゃないか、運転一つとっても。よくわかりますよ、人の言うこと聞かない」と叱ったりした。この他にも、法務大臣就任後も地元選挙区で行われた北広島町のイベントに出席するため、運転手に80キロ制限の高速道路を60キロオーバーの140キロで走行させたという。警護した広島県警の後続車両は、140キロで走行した河井の車を追いかけたが、事務所に注意を促す電話を入れただけで、道路交通法違反で検挙しなかったという。
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