スピーヌム
スピーヌム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 13:47 UTC 版)
スピーヌムは主要部分の4番目に当たる。その語形変化は男性名詞の第4格変化に似ている。スピーヌムは対格と奪格のみをとる。 詳しくは、スピーヌム、Latin supine (en)も参照のこと。 対格は語尾が–umとなり、動作の動詞とともに用いて目的を表す。動作の動詞は、実質上、ほぼīre「行く」("to go")やvenīre「来る」("to come")などに限定される。必要に応じて目的語を伴うことができる。Pater līberōs suōs laudātum vēnit. – 「父は自分の子供たちを褒めに来た」("The father came to praise his children") 奪格は語尾が–ūとなり、「特定の奪格」(=物事を特定するための奪格、ablative of specification)として用いられる。Arma haec facillima laudātū erant. – 「これらの武器は最も称賛されやすかった」("These arms were the easiest to praise") スピーヌムlaudāreterrērepeterecapereaudīre対格laudātum territum petītum captum audītum 奪格laudātū territū petītū captū audītū
※この「スピーヌム」の解説は、「ラテン語の動詞」の解説の一部です。
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